『投資』という言葉を聞いて真っ先に「株、債券、不動産」のことだけが頭に思い浮かんだ人は是非この記事を読んでいただきたいと思います。
確かに株や債券、不動産は投資をする先としてはよく耳にします。
しかし、本当に投資は株や債券、不動産だけでしょうか。また、それらは投機になっていないでしょうか。
この記事では『投資』とはどのようなものかという基本的なことお話していきます。
そもそも投資って?
結論から言うと投資とは利益を求めてお金を資産に投じることです。
投資先には株や債券、不動産、そして自分自身などの種類があります。
- 株/債券・・・金銭を株や債券の売買で利益を得たり、保有することで配当金や利子を受け取る
- 不動産・・・マンションやアパートの家賃収入、売買での利益を得る
- 自己投資・・・知識やスキルを習得してそれらを利用して給料を上げるなどして利益を得る
1つ目 : 投資と投機の違い
良くあるお話で投資と投機(ギャンブル)の違いについてですが、これは人によって意見が違います。
『長期的に将来有望な物に金銭を預けるのが投資、短期的に売買を繰り返すのが投機』とか『リスクの幅が小さい物が投資、大きい物が投機』など様々な意見があります。
なので本記事では以下のように分類したいと思います。
- 多数の人が『リターンが出る』と考えるものが投資
- 多数の人が利益が出るかもしれないし、資金が0になってしまうかもしれないと考えるのが投機
例えば、株を例にあげると「この企業は今までもこれからも成長を続けそう、だからお金を預けて利益が出たらその分け前を貰おう」と多数の人が思えば資金は集まり、経済活動は活発になって利益が出る可能性が高いです。これは投資と言えます。
反対に「この企業は今はそんなに儲かっていないけどこの商品が売れれば一発逆転する」という企業にお金を預けるのは「そんなの儲かるはずがない」、「いや、儲かるはず」という二つの意見がぶつかることになるのでこれは投機になります。
念のため、これは私個人の意見になります。これ以外の考え方もあるので一つの参考としてお考え下さい。
2つ目 : 投資には継続的な勉強が必要
個人的に投資に一番重要なことは何かと聞かれた場合、一番必要なことは『常に勉強をすること』と答えます。
株式投資にしろ、不動産投資にしろ、世の中では常に様々な意見や考え方、ニュース、法律や税制の改正など投資に関わる情報が出てきます。
始めたときはこれでよかったけど今はもっとお得な方法があるなんてことはよくあることで常に勉強をすることで自分の利益につながることを常に学び続けることが必要です。
3つ目 : 投資初心者は余ったお金でやろう
投資初心者が投資始める際に一番やってはいけないことは生活費や必要なお金を使う、それ以上に借金をしてまで投資をすることです。
投資は利益を求めてお金を資産に投じることと前述をしましたが、投資資金は普段の生活費の余ったお金で始めるのが良いです。
個人的な失敗談を話ますと私は投資(この記事では投機と定義した行為)を初めて行った際は食費や娯楽費を極限まで削って作り出したお金を株式に投じ、結果三か月で30万円を失うという失敗をしました。
失ったお金は戻ってきませんし、食費を削ったので食事はもやしがほとんどでした。唯一の救いは「この方法は私には合わない」と思い借金をしなかったことだと思います。
今思えば、投資についての勉強をほとんどしない状態で始めた株式投資は散々な目にあいました。
その後、色々な勉強をして身に付けた知識をもとに現在は堅実な投資を実施して資産を1000万円まで増やしております。
『投資に回せる資金なんて作り出せない』と言う方は以下の記事を参考にしてみてください。
さいごに
今回は投資を始める前に覚えて欲しいことをお話してきました。
投資の最終的な判断は自分で決めることです。
しかし、判断をするためには基本的な方法や情報をしっかりと取り入れて、自分の許容範囲内でやることが大事です。
この記事で投資を始める前に何かしらの気づきが合ったのであれば幸いです。