こんばんは、こんにちは、おはようございます。バーチャルTS娘の九条悠姫です。
今回は『株式投資をする際のリスク許容度』についてお話します。
株式投資でお金を増やそうと思うと複利の力が大切になります。複利の力を使ってお金を増やそうと思うとどうしても時間がかかっていしまいます。
長期間、株式投資の市場にいることが最良だと分かっていても1、2年で投資の世界から去ってしまう人がいます。
株式投資の世界から去ってしまう人のほとんどが『身の丈に合わないリスク許容度』で投資をしていることにあります。
今回は長期で株式投資を行うために必要なリスク許容度についてお話をします。
リスクとはそもそも何?
リスクと聞くと『株価が下がる』、『業績が悪くなる』という印象を持つ方は多いのではないのでしょうか?
私も株式投資を始めたころはリスク=マイナスのイメージしかありませんでした。
しかし、投資におけるリスクとは本来、『未来の不確定要素』として使われる言葉です。
- リスクが大きい(高い)=大きく利益が出るかもしれないし、大きく不利益が出るかもしれないということ
- リスクが小さい(低い)=利益が小さいかもしれないが、大きく増え利益にもならないということ
大きく儲けたいのであればリスクが高い株式に投資を行えば良いと考えるかもしれませんが、ほとんどの人がうまくはいきません。
リスクが大きすぎる投資はそもそも長期投資には向かないギャンブル性の強い商品が多いです。
四六時中、パソコンの前でトレードを繰り返す人であれば高いリスク商品でも『安いときに買って、高いときに売る』ということが行え、利益を上げられるかもしれません。
しかし、私のように会社員をやりながら投資を行っている人が値動きの激しい投資商品で大きく儲けるためには高値や安値を予知できるような特殊能力が備わっていない限り、難しいのです。
リスク許容度とは?
リスク許容度とは暴落や高騰が起きても株式投資の世界から撤退をせず、自分が決めたルールに従って株式投資を続けられるかという指標となります。
例えば持っている株式が半値になってしまい、現在持っている株式を売却してしまいたいと思ったとします。
『過去の実績からまた反発するかもしれない』、『今回はもうダメかもしれない』という2つの考えが浮かびます。
良質なインデックス投資信託であれば、過去の実績から今後の反発力で過去最高益を出すこともあります。
しかし、そのことを知っていても我慢できず売ってしまって後悔してしまう人も多いです。
売ってしまった人の多くは『これ以上、値が下がったら生活ができなくなる』、『これ以上、値が下がるのを見ていられない』という感想を持ちます。
売ってしまった人のほとんどがリスク許容度、つまり暴落した場合に耐えられないくらいの資産をつぎ込んでいた訳です。
反対にリスク許容度の範囲内で投資をしている人であれば『しばらく放っておけばその内もとに戻る』と変にパニックにならず状況を分析できます。
リスク許容度の測り方
リスク許容度は人によってさまざまです。
会社員であれば『若い内に少額で投資をする』とリスク許容度が高くなる傾向。
年齢を重ねるにつれてリスク許容度を決める要素が多くなってしまい、複利の効果も小さくなっていってしまいます。
また、生活防衛資金を貯めてから投資を始めるとリスク許容度が高くなります。
生活防衛資金がないと株価が暴落したタイミングで入院などの出費が出てしまったらせっかく積み立てた投資の資金を切り崩さなくてはならなくなってしまいます。
投資で得たお金の使い道にもよりますが、もし老後の費用として考えて投資をしていた場合は予定とは違う投資の利益の使い方になってしまうので納得できなくなってしまいます。
私のおススメは生活防衛資金を貯めた上で余剰金での投資活用です。
さいごに
株式投資、特にインデックス投資は長期間で気づいたら大きな利益を得ているという手法になります。
途中で退場しては得られるはずの利益も得られないことになってしまいます。
『貯金はするな、投資に全部回せ』という意見もありますが、私には合わない手法だと思いました。
確かに利益を最大化するのに全額を投資に回すことは間違っていません。
しかし、平常心で投資を行おうとするとどうしても自分のリスク許容度の範囲内で投資することが大切だと感じています。
この記事を読んで自分の投資がリスク許容度にあったものかは見直していただける機会になれば幸いです。