「貯金がなくて将来が不安」という悩みを持つ人は多いと思います。
私も貯金が少ない時期は大胆な行動に出れなかったり、チャンスが目の前にあるのに取り逃してしまったという経験があります。
この記事では将来の不安や目の前に現れたチャンスを取り逃さないためにも今から始められる投資術をお伝えしていきます。
ちなみにこの方法は私が高校生のときに実践していた方法を文章にしたものです。
その後、社会人になってお金が無くなった時もこの方法を思い出して実践し、創意工夫をすることで1000万円以上の資産を作ることに成功しています。
貯金ができない人は意外に多い(貯金なしの人は全体の約3割!!)
最初に知っておいていただきたいのですが、貯金ができない人は世の中には意外と多くいるということです。
金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年以降)による貯金なしの人の割合はおよそ3割となっています。
しかし、貯金がない人が多いからと言って自分が貯金をしない理由にはなりません。
貯金がなくて不安を感じるのであれば他人のことは気にせず、貯金を始めることが大事です。
貯金をすることで余裕と選択肢が生まれる
貯金があることで具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
個人的には余裕と選択肢が生まれることだと思っています。
例えば、急に会社を辞めるような事態が発生したとしましょう。
貯金がなければ明日の食事にも困ってしまい、転職活動どころではありません。家賃や光熱費、スマフォの代金支払いもできなくなってしまいます。困り果てて借金やリボ払いに手を出してしまえば大変な返済生活が始まってしまいます。
反対に貯金があればどうでしょう。仕事で疲れた精神を癒すために旅行に行ってもいいでしょう。すぐに転職活動を始めてキャリアを形成するのも良いです。貯金を元手にフリーランスになるという選択も出来ます。
このように貯金があるとないとでは、心の余裕も選べる選択の幅も全然違います。
ちなみに私は転職をする時も副業を始める時も新しい趣味を開拓する時もお金がなくて始められないということはありませんでした。
【約束1つ目】貯金を始める第一歩は『小さな目標』を作ること
貯金を始める第一歩目は『小さな目標』を作ることです。
貯金をした人に「来月から10万円、貯金しなさい」とか「貯金額の目標は1億です」など高い目標を提示しても達成することはなかなか困難です。
(中にはこれらの目標をはじめから達成できる人もいますが、レアケースです)
なので貯金初心者の人はまず、小さな目標から立ててみましょう。
初めはこのくらいの小さな目標がよいです。
貯金ができない人の多くは最初の目標設定が高すぎて、無理なことをしてしまい、『失敗した』という嫌な経験だけが残ってしまいます。
『失敗した』という経験は後々まで記憶に残ってしまい、『前も失敗したから今回も失敗するだろう』という悪循環を生んでしまうことにもつながります。
小さな目標を達成すると『次はもう少し頑張れるかも?』とか『もう少し高い目標でも大丈夫かも?』と自信がついて、前向きになることができます。
小さな目標を少しずつ達成して行き、徐々に大きな目標を達成することで最初は出来なかった目標ができる力を徐々に身に付けていくことが重要です。
【約束2つ目】貯金をする『短い期間』と『実現するための方法』を決める
目標が決まったら達成までの期間を決めます。
期間と方法を決める理由は『ダラダラしないため』です。
人間は締め切りがないと緊張感を持って目標に取り組まない生物です。
学生の時に夏休みの宿題を最後の方までやらなかったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
期間が長いとついつい先延ばしにしてしまい、目標を達成できないということはよくある話です。
目標ができたらすぐに達成するための具体的な期間と達成するための方法を決めましょう。
【約束3つ目】『我慢することは1つ』に絞る
貯金ができない人の多くはたくさんのことを我慢しないと貯金ができないと思っています。
確かに大きな目標を達成するためにはたくさんのことを止めたり、諦めたりする必要も出てきます。
しかし、止めたり、諦められることは自分にとって優先度の低いこととも言えます。
ただ、いきなり多くのことを止めることは精神的に辛いことであり、大きな目標と同じで失敗してしまう理由になってしまいます。
なので、貯金初心者の方はまずは、『我慢することを1つだけ』決めましょう。
我慢することはなるべく小さいことの方が辛い思いも小さくできます。
貯金ができない人の多くは小さな我慢をすることに慣れていない人が多いように思えます。
嫌なことを我慢するのは苦痛でしかありませんが、目標を達成するために我慢を覚えることは悪いことではありません。
小さな我慢はやがて我慢していることを忘れて、いつの間にか当たり前になってしまうことです。
ちなみに私はコンビニに立ち寄るということを我慢している時期がありましたが、一か月もするとそれが当たり前になり、気づくとコンビニに行くという用事が生活からなくなっていました。
さいごに
何かを始める、安心を得る、余裕を持つ、これらの基本となるのはやはりお金です。
そしてお金を貯めた経験は様々ことに流用できます。
貯金術とはこの社会で賢く生きるために一番必要で簡単に覚えることのできるスキルだと私は思います。
今までお金のことで不安を感じていた人はぜひ本記事で紹介した3つの約束を守って貯金の基本を実践してみてください。