こんばんは、こんにちは、おはようございます。バーチャルTS娘の九条悠姫です。
本記事では私が任意保険を止めた理由についてお話します。
保険は大きな事故や病気になったときにお金がもらえる仕組みですが、仕組みの内容によっては全員が加入しなくてもよいものです。
保険を売る人は言葉を上手に使って加入することを促してきますが、なんとなくで加入するのではなく自分が納得した上で加入することをおススメします。
私も任意医療保険に入っていた
私も社会人になった際に任意の医療保険に入りました。
社会人になると会社の前で保険屋さんが新社会人をターゲットに保険の加入を迫ってくるのはよく見る光景です。
私も新社会人になったときに保険に勧誘されてうまいセールストークに乗せられてよくわからず保険に入っていました。
「若い内に入っておけば将来お得」、「今後の社会情勢は悪くなるから今のうちに」というワードに人間は弱いものです。
私も社会人になりたての時、不安でいっぱいでした。
さらに先輩などに聞いても「保険には入っていた方がいい」という人が多かったので、深く考えず入ってしまったというのが正直なところです。
【任意保険を止めた理由その1】保険の仕組みに疑問を覚える
任意保険を止めた理由の1つ目は『保険の仕組みに疑問があった』からです。
保険は確かに病気やケガの時にお金が支払われる仕組みです。
毎月の支払に応じて支払われる金額が変わるのも分かります。
しかし、掛かった病気やケガの内容で金額が変わったり、特定の病気でしか支払われないなどカバーされる範囲が限定的だったりするのも事実です。
現に私が幼少期に掛かった病気は普通の保険では適用範囲外となり、それほど多くのお金は支払われないということを知ります。
また、支払いまでの期間にも注意が必要ということもありました。
同僚が一時期体調を崩して、入院をしたことがあるのですが、支払いまでに色々な書類を用意して審査が終わるまではお金が払われなかったという事態が発生したのです。
必要なときにすぐに支払われないお金ほど無価値なものはありません。
また、書類の作成も不備などがあれば支払われる金額が変わってくるというお話もあります。
【任意保険を止めた理由その2】高額療養費制度の存在
任意保険を止めた理由その2は『高額医療費制度』を知ったことです。
日本は国民皆保険という制度があり、意識しなくても必ず保険に入っています。
この保険の制度の有名なところは「医療費は3割負担」という点ですが、もう一つ医療費が一定以上高くなった場合は支払いが免除されるというものがあります。
会社員で平均収入500万円くらいですとおおよそ月々10万円くらいの支払いが発生した場合、高額医療費となり以降に発生した必要については申請をすると返金されます。
私がこの制度について知ったのは社会人になってしばらくしてからのことでした。
そして高額医療費制度を利用すれば例え100万円かかる手術が必要になったとしても一定の貯金があればそれほど大きな損失にはならないということを知ったのです。
【任意保険を止めた理由その3】貯金や投資の方がカバーできる範囲が広い
任意の保険を止めた理由の3つ目は『貯金や投資の方がカバーできる範囲が広い』という点です。
医療・入院保険の多くは病気やケガで入院した場合に支払われるお金です。つまり病気やケガにならなければ支払われないお金となります。
将来必ず病気やケガをして保険に頼るということが分かっていればいいのですが、予知能力がある人以外は不可能でしょう。
それよりも貯金や投資でお金をもっていた方が病気やケガ以外にも生活費やPCなどの家電の買い替えに使えたり、子供の養育費に回せたり利用用途が保険よりも多くなります。
もちろん保険の掛け金にした方がより多くのお金が支払われる場合もあります。
しかし、それほど大きな病気やケガに会うことは確率が低く、万が一会ってしまった場合でもほとんどの場合は貯金と高額医療費制度を使えば対処できてしまうことがほとんどです。
使える場面を狭める資金を準備するより、幅広く使えるお金を準備する方が私のおススメとなります。
さいごに
任意保険を止める前提条件はやはり一定の貯金があることです。
貯金がない状態で大きな事故や病気になってしまった場合、お金で困る状況になってしまいます。
任意保険は使い方によっては有用となる場合があるのも確かです。
なので任意保険に入る場合は生活環境や将来的にどのような生活を送りたいかなどを総合的に考えて加入するのがよろしいかと思います。
私は総合的に考えてすべての医療・入院の任意保険を不要と判断して解約をしました。