今回の記事は老後2000万円問題から私が学んだこと実践したことについてお話をします。
老後資金については定期的に話題に上がるお話ですが、私の周辺では『未来はどうなるか分からない』や『先の話より今を考えたい』と考える人が多くいます。
確かに今を考えることも大事ですが、将来の不安も少しでも減らしたいというのが個人的な意見になります。
そもそも老後2,000万円問題って？
まずは老後2,000万円問題について簡単におさらいです。
老後2,000万円問題の話題が出たのが2019年夏だったのですが、当時の私はお金の勉強を始めたばかりでこの情報を耳にして衝撃を受けたことを覚えております。
会社で定年まで働いても退職金で2,000万円貰えるのか？そもそも本当に2,000万円も必要なのか、と色々考えました。
現在ではこの老後2,000万円問題は『実状からかけ離れていた』、『データ上はなくなっている』という感じになっています。
結局、人それぞれ家計状況があって、叶えたい老後生活をどう実現するかは人によるということでしょう。
最終的には『自分の老後資金は自分で考えるしかない』という結論が正しいようです。
それでも老後2,000万円問題にとらわれ過ぎてはいけないとは思いながらも一旦出てきたデータについては心配になってしまうので心配を減らす行動は必要と考えます。
老後資金を考えるために大事な最低限の家計管理
老後資金を考えるためにまずは最低限の家計管理は必要です。
生きていく上で最低限必要な消費、人生を楽しむために必要な浪費を把握して、老後はいくらくらいの貯金や資産があれば十分なのかを把握することは大事です。
必要な貯金や資産が分かれば達成する目標が定まり、仕事をするモチベーションにもつながります。
老後の資金を準備するために最低限の家計管理をしっかり行いましょう。
家計管理については以下の記事も参考にしていただければと思います。
老後資金は自分で用意！自分年金を作る
老後資金と聞いてまず思い浮かぶのは『年金』だと思います。
しかし、年金については常に不安の声があります。
年金という仕組み自体が大幅に改善されない限り、年金に頼る老後生活は避けた方がよいというのが私の考えです。
それではどのように老後資金の対策をすればよいのでしょうか。その答えは自分で年金を準備するいわゆる『自分年金』ということです。信用ができないのであれば自ら作り出さなければ不安を失くすことはできません。
自分年金は大きく2つの方法で準備が可能です。
一般的な会社員が自分年金を作るには『貯金と投資の両方』を使って行く必要があると思います。
貯金は確実に資金は増えていきますが、増えていくスピードが緩やかな上、収入に依存しています。
投資は確実に増える保証はありませんが、お金に働いてもらえる分、自分が労働をしなくても資産を増やすことができます。
安全性を確保しつつ、投資で多く増やすという手法を取ることで精神を安定させながら『自分年金』を作ることが可能です。
老後を迎えるころには社会保険料や税金は高くなっている？
今後、日本はどんどん社会保険料や税金が高くなる傾向にあります。
会社員の給料も社会保険料や税金に合わせて増えているのであれば問題はありませんが、実際には増えるどころか減っているというデータもあります。
将来のことは誰にも分かりませんが、少なくても数年以内にこの状況が変わるようなことはないというのが私の考えです。
もしかしたら、私たちが定年になるときには今とはくらべものにならないくらいの金額になっているかもしれません。
増え続ける社会保険料、税金に対応するためには節約をすることは大事です。必要な物だけを買う習慣を身に付けて余計な買い物をしないことで貯金や投資に回せるお金を増やすことも今できる老後対策と言えます。
さいごに
老後2,000万円問題を聞いた際には確かに驚きましたが、同時に老後資金について考えさせられるいいキッカケでした。
この話がなければ、2,000万円という金額に関係なく、自分がどのような老後を迎えるのが幸せか、同時にそれを実現するために『今』何をしなければいけないのかを考え、行動することはなかったかもしれません。
自分の幸せは自分でしか作れないので、この記事をご覧になった方もこれをきっかけに老後について考えていただければと思います。
