最初に断っておきますと本記事は『車を持つのはやめましょう』という内容ではなく、『無理して車を持つとお金は貯まりません』という内容になります。
最近は「若者の車離れが~」というニュースをよく見聞きします。しかし、個人的には若者が車から離れたのではなく、「車を持たなくても生活できるようになった」、「車を持つと余計な出費が増える」というのが私個人の感想です。
今回の記事はそんな感想を持つ私が車を持たない理由についてお話します。
車を持たない理由その1 : そもそも乗る頻度が少ない
『車は乗らなければただの鉄の塊』、と私の祖父は車を手放したときに言っていました。
節約を考えたときにいくつか昔のことを思い出していましたが、この言葉はそんなときに頭に思い浮かんだ言葉の一つです。
車は移動、運搬手段としては確かに便利ですが、使わなければただの鉄の塊です。
そして私の生活環境ではそもそも乗る頻度はあまり多くありません。
通勤はほとんど電車、土日はインドアな趣味をし、買い物も近所のスーパーで済ましてしまいます。
旅行も公共交通機関を使えば十分ですし、大型家電などを購入する際はだいたい無料の宅配サービスで家まで運んでもらえます。
どうしても必要な場合もありますが、そんな時はレンタカーを借りれば十分です。
このように私はそもそも車に乗ることは少ない生活スタイルなので購入してもただの鉄の塊になってしまう可能性が高いのです。
車を持たない理由その2 : 購入金額に回せる資金がない
車の購入金額は新車であれば100万円~300万円くらい、中古車でも50万円くらい必要になるのではないでしょうか。
正直、私の収入でこの金額を用意するのは大変です。新車であれば3か月分、中古車でも2か月分のお給料が必要になる計算です。
借金をして月々返済をすればよいという考え方もあるかと思いますがそれでも月5万円くらいの返済に利子が付くことを考えると返済期間中は趣味や余剰の資金を制限される可能性があります。
また、前述した通り生活ではほとんど利用をすることのない物に対してこの金額を払うのは、まさにお金を捨てる行為に他なりません。
車を持たない理由その3 : 維持費がもったいない
車には様々な維持費がかかります。維持費のことを調べると私の節約センサーが反応してしまい、車の購入は贅沢品と拒否反応が起きてしまいます。
- 保険料・・・自賠責保険/任意保険
- メンテナンス費・・・車検/修理代/タイヤ、オイルの交換など
- ガソリン代・電気代・・・走行に必要なエネルギー
- 駐車場代・・・車の部屋代
- 税金・・・車を持つだけで徴収される/その他各種消費税
車を持ち続け、使い続けるということはそれだけで月何万円という費用を払うことになります。
月々1万円としても年間で12万円、10年間で120万円も掛かってしまう計算になります。
車を持ち続けるということはそれだけ多くの維持費と向き合わないといけないということでしょう。
普段から必要としない私が車を所有した場合、無意味な維持費のためにお金を稼がないといけないということになります。
さいごに
今回は私が車を持たない理由についてお話してきました。
内容を集約すると『使わない物にお金を払いたくない』という結論がしっくりくると思います。
車に限らず、普段から必要としない物、利用頻度が低い物にはそれほどお金をかけても仕方がないというのが私の持論です。
逆に普段から必要としていて、利用頻度が高い、効率の上がる物にはお金を使っても良いと思っています。
もし、仮に私が車を毎日乗らないと生活が成り立たないような地域に住んでいたら迷わず車を買うことを選択します。
時間や場所、生活スタイルなどによって必要な物は変わりますので、今回の記事が自分にとって車は必要な物かを判断していただける材料となれば幸いです。