キャッシュレス決済とは?
クレジットカードでの決済、SuicaやPaypayなどのQRコードやバーコードを使ったコード決済を使ったことはなくても見たり、話しには聞いたことはあると思います。
クレジットカードやQRコード決済など現金を使わず買い物をすることをキャッシュレス(現金を使わない)決済と言います。
キャッシュレス決済について初めて聞いたという人は是非この機会に覚えてください。
なぜなら、世界では今、急速に現金を使わないキャッシュレス決済の時代が進んでいるからです。
キャッシュレス決済って何がいいの?キャッシュレス決済のメリット
日本でキャッシュレス決済が急速に流行り始めたのは2020年の新型コロナウイルスの流行だと私は思っています。
ウイルス感染を防ぐために極力物や人に触れないという意識が働き、現金のような不特定多数の人が触った物に対する嫌悪感がキャッシュレス決済を広めたという人もいます。
キャッシュレス決済は現金のように色んな人の手を渡ることがないので確かに現金よりも衛星的でしょう。
これ以外にも使ってみたら、支払いが簡単になった、ポイントが付くからお得、購入履歴を簡単に確認できるなどのメリットもあります。
お財布の中からお札や硬貨を選択しないで、カード1枚で支払いが終わればそれだけ時間を有効活用できます。
ポイントが付けば、そのポイントを使ってサービスや買い物をすることもできます。
そして個人的な一番のメリットは家計簿に使用した履歴を書かなくて良くなったことです。
家計簿アプリにクレジットカードや利用する電子マネー、QRコード決済の方法を登録しておくだけで支払い履歴を1つのアプリ内で簡単に確認できるようになります。
いいことばかりではない!キャッシュレス決済の代表的なデメリット
それではキャッシュレス決済にデメリットはないのでしょうか?
良い面があれば当然、悪い面もあります。
キャッシュレス決済が話題になってからしばらく経ちますが、対応していない店舗が多くあるのも事実です。「昼食に定食屋に行ったけどクレジットカードもQRコード決済も対応していない店だった」と会社の人が話しているのを聞いたりします。
また、キャッシュレス決済の端末が故障して使えないというトラブルもよく聞きます。スマートフォンの充電が切れて使えなかったという光景も珍しくありません。
そしてキャッシュレス決済に出来ない人の一番の理由は不正利用が怖いという点ではないでしょうか?私もクレジットカードを初めて持つ時は怖い印象があり中々申請をできなかった思い出があります。
個人的に困ったキャッシュレス決済の経験
あまり一般的ではないですが、キャッシュレス決済で困った経験を2点紹介します。
- 急な割り勘に対応できない
- 町内会などの集金
飲み会などでよくある割り勘ですが、キャッシュレス決済にしていると困る場面があります。
現金の場合なら「一人3000円ね」という風に支払者にお金を渡すだけで済みます。しかし、キャッシュレス決済だと「Paypayでいい?」「私、Paypayやってないんだよね」という風に相手が使っていないキャッシュレス決済方式ではお金の受け渡しが困難になります。
また、町内会などの集金でも現金で集める方式がまだまだ多いです。
キャッシュレス決済のデメリットをカバーする
キャッシュレス決済のデメリットはある程度対策することができます。ここでは3つの代表的な対策を紹介いたします。
まずは、最低限の現金を持つというのは有効な対策の一つです。すぐに使える現金があると精神的に安心するのもあるので、私の場合は常にカードケースの中に1万円札を一枚だけ入れております。
2つ目は支払い手段を複数持っておくことです。メインはスマフォを使ったQRコード決済だが、使えない場合はクレジットカード決済で済ませられるようにしておくというような感じです。
3つ目は不正利用されてしまった際のサポートについてしっかりと確認しておくことです。
クレジットカードの場合は支払いがすぐに行われる訳ではないので、紛失に気が付いたら慌てずカード会社に停止してもらうのが良いでしょう。
QRコード決済の場合はある程度の金額だけ入金して必要以上に使われないなどの対策が有効です。
キャッシュレス決済生活を始めるポイント
最後に個人的にキャッシュレス決済生活を始める際のポイントを2つご紹介いたします。
まずは自分が利用したいキャッシュレス決済を決めましょう。
おススメのキャッシュレス決済(各1つずつ)
- クレジットカード(楽天カード、PayPayカードなど)
- 交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)
- コード決済(楽天Pay、PayPayなど)
多くのキャッシュレス決済を利用することで対応できる場所は多くなりますが、ポイントが分散してしまい貯まりにくくなってしまうので利用するキャッシュレス決済は最大3つくらいにするのがおススメです。
次に自分が決めたキャッシュレス決済で生活が行えるかを確認します。自分が良く行くスーパーやお店で支払いができないのでは、せっかくのキャッシュレスも意味がなくなってしまうのでキャッシュレス決済生活が行えるか予行演習をしてからキャッシュレス決済生活を始めてみましょう。
さいごに
私は2020年からキャッシュレス決済生活を始めました。最初は不安でしたが、初めて見るとすんなりと生活の一部になり、ATMの前に行くのも1年に一回あるかないかの生活です。
現金には現金のメリットがあるとは思いますが、私はおそらく現金メインの生活に戻ることはないと思うほどキャッシュレス決済生活が馴染んでしまっています。
未知のことに挑戦するのは確かに怖いことですが、自分に合わないと思ったら元の状態に戻せば良いだけなので一度、キャッシュレス決済生活に挑戦してみてはいかがでしょうか。