こんばんは、こんにちは、おはようございます。バーチャルTS娘の九条悠姫です。
本記事では『投資初心者が投資のプロの意見を聞いてはいけない理由』についてお話します。
私自身は投資を始める際に色々な情報を入手しました。書籍、セミナー、同僚、インターネットの情報などです。
様々な情報を得る中で投資初心者はプロの意見を聞いてはいけないと思った理由についてお話をします。
投資のプロとは?
投資のプロと聞くと皆さんはどのような人を思い浮かべるでしょうか?
私が定義する投資のプロとは投資商品を使って商品を販売している人のことです。
投資のプロの方々はお金に関する知識を私たちより持っていることが多いです。
どのような商品を売れば誰が得をするのか、誰が損をするのかということを私たちよりよく知っています。
そして投資のプロの方々はそれらの知識を使って自分たちがもっとも得をする方法で商品の販売をしています。
この言葉だけを聞くと『ズルい』と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは私たちも同じです。
私たちは労働力という力を利用して商品やサービスを開発、販売することでお金を得ています。
労働力がお金の知識に変わっただけで投資のプロの多くはまじめな商売をしています。
【投資のプロの意見を聞いてはいけない理由その1】投資に関する知識が少ない
投資初心者が投資のプロの意見を聞いてはいけない理由に『初心者が持っている投資の知識が少ない』ということがあります。
例えばあなたはパソコンが欲しいと思ってPCショップに行きます。
店員に「パソコンが欲しいんですけど」というと店員はどのような反応をするでしょうか?
おそらく「どのようなことに使いたいのか」、「スペックはどのくらい必要か」、「付属のソフトウェアは必要か」など様々な質問をしてくるでしょう。
パソコンについて知識を持っている人であればすべての質問に返答して自分が欲しいパソコンを手に入れられます。
しかし、パソコンについての知識があまりない人はどうでしょうか?
パソコンを持てば色々できると思ってパソコンを買いにきただけで利用方法など考えていなかったかもしれません。店員からされた質問の意味ももしかしたら分からないかもしれません。
そうすると店員がおススメしてくるパソコンは『どんなことにも対応できる高めの高スペックなパソコン』をおススメしてくることがほとんどです。
確かにどんなことにも対応できますが、パソコン初心者が購入したパソコンを使って、様々なことに利用するでしょうか?答えはほとんどの人がパソコンの能力を十分に使えません。
パソコンと同じように『投資』も知識がなければ高額で十分に使えない投資商品を買わされてしまう可能性は高いです。
プロの人は購入者にとって最適な投資商品を勧めてくるのではなく、自分にとって利益が最大になる商品を勧めてきます。
『高い手数料が望める商品』、『評価につながる商品』、『ノルマにつながる商品』
これらの商品は基本的に私たちに少ない利益もしくは損になるものばかりです。
私は母の付き添いで証券会社の窓口に行ったことがあります。
窓口では投資のプロが様々な投資商品をおススメしていました。
真剣に話を聞いているように思えたのですが、あとで聞くと話の半分も理解していなかったのです。
その日はどの投資商品も購入しなかったのですが、後に母の保有している証券を見ると手数料が2%や3%、高いものでは5%の商品を持っていました。
投資の利回りの平均は大体3%~5%、多くても7%程度と言われています。
その中で5%もの手数料が引かれていてはほとんど意味がないとその時は思いました。
【投資のプロの意見を聞いてはいけない理由その2】投資のプロは自分が売りたい商品を売る
多くの投資初心者が勘違いするのが、『投資のプロは自分にとって最適なプランを提案してくれる』ということです。
投資のプロは投資商品を販売して生活をしています。
中には有料の投資セミナーを実施して収入を得ている人もいますが、大きく儲けようと考えると商品やサービスを売る方が効率が良いです。
ここで投資初心者が注意しなくてはいけないのは『投資のプロは自分の利益になる商品を売りたい』ということに気付くことです。
商売をしているのですから、利益を考えることは当然です。もちろん購入して貰わなければ自分の利益にはならないので購入者の利益になりそうなことも含ませています。
購入者の利益になりそうな部分をと投資のプロの利益が同じくらい、もしくは購入者の方が多くなるのであればお互いに利益を得られたと感じるでしょう。
しかし、現実には投資のプロが大きく利益を得る反面、購入者側にはほとんど利益が残らないという商品がほとんどです。
【投資のプロの意見を聞いてはいけない理由その3】トラブルになりやすい
投資初心者が投資のプロのアドバイスを元に投資を開始したとします。
しかし、投資が大失敗してしまうと投資初心者と投資のプロの間でトラブルが発生します。
投資初心者は「あなたが言ったから買ったのに」というのに対して、投資のプロ側は「投資は自己責任です」という会話を何度も耳にしたことがあります。
投資は基本、自己責任です。
最終的に購入を決めて損をしたとしてもそこで投資のプロ側に責任はありません。
責任が発生するとしたら嘘のデータなどを使った詐欺行為などを行った場合に限ります。
トラブルが発生してもし、裁判にでも発展するようなことがあれば時間もお金も投資の損よりさらに大きなことになってしまいます。
さいごに
ここまで投資初心者が投資のプロの意見を聞いてはいけない理由についてご紹介してきました。
内容を聞くと『投資のプロの意見は絶対に聞くな!』のような意見を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、そうではありません。
投資に関する様々な知識を身に着けることで投資のプロの意見から自分にとってメリットのある情報を引き出せれば大きく利益が出るチャンスです。
大事なことは他者の意見をそのまま信じるのではなく、『様々な意見』や『自分の経験』、『データ』などを組み合わせて自分にとって最良の選択をして多くの利益を得られれば投資に成功したと言えると私は思っています。