こんばんは、こんにちは、おはようございます。バーチャルTS娘の九条悠姫です。
本記事では『消費と浪費の使い分け』についてお話をします。
お金持ちは消費と浪費を明確に区別をしています。
消費と浪費を最適化することで貯金に回せる金額や幸福感の高い買い物ができるようになります。
消費と浪費の違い
消費と浪費の違いは『人の感性』によって変わってきます。
一般的には
- 消費 -> 生きていくのに必要な買い物
- 浪費 -> 生きていくのに必要ではないが心を豊かにしてくれる買い物
という位置づけをされていますが、『どれが必要でどれが必要ではないか』というのは環境や感性によって異なります。
例えば仕事でパソコンを使っている人にとってパソコンは消費になりますが、動画やSNSだけを見るだけの人にとっては浪費になります。
また、『高級な腕時計』は一つ見てもある人は『消費』といい、ある人は『浪費』と思えることでしょう。
消費と浪費は価値観の物差しによって大きく変わってきます。
浪費は節約の大敵?
極端な節約家の中には『浪費は絶対にダメ!』という人がいらっしゃいます。
質素な食事、最低限の衣類、寝る場所さえあればよい住居。
極端な節約をすればお金は貯まりますし、人によってはその生活で満足できます。
しかし、多くの人が極端な節約生活ができるわけではありません。
年に1回は旅行に行きたい、月に1回は焼肉やお寿司を食べたい、好きな漫画やゲームをやりたい。
人間は楽しみがあるから仕事を頑張れ、楽しみを生きる活力にします。
浪費は『楽しみ』を与えてくれるお金の使い方で生活に豊かさを与えてくれます。
確かに節約効率は浪費をしない方が高いですが、極端な節約生活で生きる楽しみを失っては何の意味もありません。
生活の豊かさのために浪費してよい資金を作る
浪費をし過ぎると生活が苦しくなったり、借金を背負ったりします。
浪費をするためにも浪費用の資金を作っておく必要があります。
私の場合は
- 収入から毎月使うお金を算出する -> 固定費
- 収入から固定費を引いた半分を貯金/投資に回す -> 貯蓄費用
- 収入から固定費、貯蓄費用を引いた金額は浪費してよい -> 浪費用
のようにしています。
固定費は家計簿をつけていれば大きく変動しませんし、貯蓄費用も月に1回自動的に別の口座に移動されるので浪費用の資金は視覚化されます。
ちなみに浪費用の資金は翌月に繰り越しをしたり、繰り越し金額が一定の金額を超えた場合は貯蓄費用に回すなどの工夫もしています。
ルールや仕組みは自分自身にあったものを作るのがよいですが、ポイントがあります。
浪費をしている自覚を持つ
浪費をする際には浪費をしている自覚を持つことも大切です。
前述したとおり、浪費は生活に費用な買い物ではありません。言い換えると生活が苦しくなったらやめることができる支出です。
家族構成が変わる、仕事が変わるなど人生の中には大きく生活環境が変わるタイミングがあります。
生活環境が変わればお金の使い方も変わります。場合によっては生活が苦しくなってしまうこともあるでしょう。
固定費を見直すことで家計が改善することもありますが、それでも浪費を見直すことを迫られることもあります。
浪費の見直しをするときに浪費を浪費として認識していなかった場合、どうなるでしょうか?
答えは手放したくない『消費』として考えてしまいます。
生活を安定させなくてはいけない状況なのに、生活に不要な部分を優先してしまっては意味がありません。
最悪の場合、本来生活に必要な部分を削って浪費に費やしてしまい、生活がなりたたくなってしまうことだってあります。
なので、浪費をする場合は『自分は今、浪費をしている』という自覚が大切になります。
最後に
浪費は生活を豊かにするためには必要なことです。
しかし、バランスを間違えると生活が苦しくなったり、将来に不安が残ったりしてしまう可能性があります。
浪費のコントロールをしっかりと行えば、豊かな生活を送りつつも将来のお金の心配ごとを減らすことができます。
大事なことは浪費と消費のバランスということです。